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◎親知らずの抜歯って、どんな感じ??

親知らずの抜歯は、手順がやや複雑になることがあります。

斜めや横向きに生えていたり、歯ぐきに埋もれている場合は、歯ぐきを切って、骨を削り、歯を細かく分割しなければいけません。手術時間はだいたい1時間程度、歯や骨を削る音や振動は患者さまに伝わるため「口の中で工事されているようだった…」という感想をおっしゃる方が多いです。しっかり麻酔をするので、痛みを我慢してもらいながら抜歯手術を行うことはないのでご安心ください。

術後はしばらく痛みや腫れが出るので、処方した痛み止めを飲んでお過ごしいただくことになります。仕事や学校など日常生活はいつも通り送れますが、抜歯した側で硬いものは咬みにくいので食事内容に気を付けてください。1週間もすると痛みや腫れはおさまります。

下顎の骨の中には神経や血管が通るトンネルがあり、下顎の親知らずの根っこがこのトンネルに近接していることが多いです。抜歯の際に神経が傷ついてしまうことがあり、知覚障害が残ることがあります。

また、上顎の骨の中には上顎洞という空洞があり、上顎の親知らずの根っこが上顎洞に近接していることがあります。抜歯によって上顎洞の底に穴が開いても自然に閉じることが多いですが、なかなか閉じにくい場合は追加処置が必要になります。

これらのリスクに注意しなければならないため、抜歯をご希望の方は必要に応じてCT撮影を行い、侵襲の程度や上記リスクの可能性等についてしっかり説明させていただきます。

「抜歯するかどうか決めたいわけじゃないけど、状態を把握だけでもしておきたい。話だけ聞いておきたい。」というご相談でも大丈夫です!

ぜひお気軽にお尋ねいただければと思います。